接着技術学校 受講案内 | |
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受講のおすすめ | 接着は木工、建築、紙・包装、電気・電子機器、自動車、日用品類など、あらゆる産業で応用されていますが、接着の良否がこれらの産業における製品の品質に大きな影響を及ぼします。 接着には、大別して接着剤の選択、接着設計、接着技術の3つの要素があり、これをどう管理するかによって接着成否が左右されます。しかし実務に携わっていて、接着剤及び接着技術を体系的に修得することは容易ではありません。 そこで本「接着技術学校」は、誰でも容易に新しい知識、技能に習熟できるよう、通信教育により1971年に開講しました。毎年約150名の受講者があり、修業者のうちほとんどの方が接着管理士の資格を得て、現場指導者、販売技術者、研究技術者等として活躍しています。 「接着技術学校」受講生募集にあたり、進んで受講され、正しい接着管理技術を修得されるようおすすめ致します。 |
内容 | 「接着技術学校」の履修期間は1年です。まず受講手続を完了されますと受講票、学習要領及び接着剤読本が配布されます。 テキストは全3巻の構成となっており、各巻ごとに演習問題を配布して解答を求め、採点の上、模範解答と共にお返しします。 最後に東京と大阪の2会場で1日総合面接講義(スクーリング)を行い、規定の単位を得たものを修業とします。 なお希望者は毎年「2~3月に開催している、接着管理士試験を受験することができます。 |
課程 | 接着の対象によって、つぎの5つの課程を設けます。受講者の専攻希望により選択しますが、同時に2つ以上の課程を受講することもできます。 |
(1)木質・建材接着コース | 木工における接着を対象とし、各種木材用接着剤、さらに建材等の接着作業の実際的な技術の修得を期します。 |
(2)建築接着コース | 建築の接着工法の急速な進歩に呼応して、建築用接着剤全般、現場施工における接着工法等の修得を期します。 |
(3)紙・包装接着コース | 紙・包装の広範囲な接着を対象にして、これに使用される接着剤、および接着作業、さらにプラスチックラミネートも含めた技術の修得を期します。 |
(4)金属・複合材料接着コース | 各種の金属および異種材料との接合も含めて、金属及びその複合材料関係の接着剤、接着作業の技術修得を期します。 |
(5)プラスチック接着コース | 各種プラスチックの表面処理、接着方法をはじめ、実際の接着例等、主として硬質プラスチックの接着技術修得を期します。 |
実施期間 | 実施期間の概要は以下のとおりです。
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通信教育 | テキストを全3巻配布し、テキストごと演習問題を配布して解答を求め、採点の上、模範解答とともに返送します。 |
テキストの内容 | コースによって多少の違いはありますが、内容はおよそ次のとおりです。
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スクーリング | 講座開始の翌年1月下旬~2月上旬に東京と大阪の2会場で実施します。複数のコースをご受講の場合、スクーリングのスケジュールによっては、ご受講できないコースが出る場合がありますので、御了承下さい。 |
修業 | 添付した演習問題等により一定単位以上を修得したものを修業とし、修業証を授与します。 |
受講料 | 1コースにつき45,000円。 2コース以上受講する場合は、1コース増すごとに25,000円。 すでに受講した方が他のコースを受講する場合は1コースにつき25,000円。 |
申込み | 別紙申込書により、4月末日までに日本接着剤工業会接着技術学校 〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町1-10-4 丸石ビル 2F 宛にお申し込みください。 (手続きの都合で遅れる場合には、その旨ご連絡下さい。) 受講申し込み書 NEWS/お知らせ掲載のファイルをダウンロードして、郵送でお送りください。 |
受講料の払込み | 現金送金又は銀行振込みで、4月末日までにお払込み下さい。 銀行振込みの場合は、三菱UFJ銀行神保町支店(No.1628236)、または、みずほ銀行神田支店(No.909443)の接着技術学校普通口座です。 受講料受領次第、受講票と学習要領をお送りします。請求書の必要な方は、申込書に記入して下さい。 |
お問合せ | 日本接着剤工業会(電話03-3251-3360)にお問合せ下さい。 |